介護の現場で働いているすべての人が、介護にまつわる知識や経験を持っているというわけではありません。

実は、介護の現場で活躍している人のなかには転職者も多く、前職ではまったく異なる職種に携わっていた人もたくさんいらっしゃいます。

 

介護職で働く場合は、「一定以上のコミュニケーション能力がある」や「責任感が強い」などの事柄が重視されるため、当法人でも採用に関しては個人の人柄を重要なポイントにしています。

 

また、介護職を志す理由は人それぞれです。たとえば、「人から感謝される仕事がしたい」や「知識があると親の介護にも役立つ」、「求人数が多い」などの理由から介護職を始めた方もいます。

 

未経験の人が介護職にチャレンジした場合でも、資格取得による給与アップやキャリアアップが可能です。

 

仕事の幅を増やしてステップアップしていくためにも、将来的には資格取得を目指すなどのキャリアプランを持っておくと良いでしょう。

未経験の人が介護の現場で仕事をする場合、まずは特別養護老人ホームなどの介護職員から始めて、ステップアップしてみましょう。

 

介護の現場で働いている人に関しては、「すべての人が有資格者なのではないか」というイメージが持たれがちです。しかし、実際の現場では無資格者や介護業務自体が未経験である人も少なくありません。

 

介護職員が行う仕事は、利用者の日常的な生活の手伝いが主です。ゆえに、始めは利用者との信頼関係やコミュニケーション能力などの人間力が重視されているのです。

介護職は無資格者でも始めることができますが、仕事の幅を広げるためには、資格を取得して専門の知識や技術を学んでいくと良いでしょう。

 

具体的には、「介護職員初任者研修（旧ホームヘルパー2級）」や「実務者研修（旧ホームヘルパー1級）」などの資格を取得して、キャリアアップをしていくと、介護の現場で適切な処置を行うのに役立ちます。

 

まず、介護職員初任者研修では、介護の基本を学ぶことができます。介護職員初任者研修に関しては受講するための特別な受験資格が必要ないため、未経験者でも資格取得が可能です。

社会福祉法人緑平会　特別養護老人ホーム延寿館では、資格取得についてのサポートをいたします。

介護福祉士は、数多くある介護の資格のなかでも唯一の国家資格です。

 

介護職が未経験の人の場合でも、意欲があり、経験を積んでいくことによって、介護福祉士へとキャリアアップすることは十分に可能です。

未経験者が介護福祉士を目指すためには、介護現場で働きながら必要な実務経験を積んで受験するのがよいでしょう。

 

ほかには、大学や専門学校など、指定された養成施設を卒業したうえで、介護福祉士の試験を受験するという方法もあります。

 

介護福祉士になるためにはいくつかのルートがあるため、自分の状況やキャリアプランに合ったルートでの資格取得を目指しましょう。

介護職が未経験の場合でも現場で仕事をすることは可能です。ただ、仕事の幅を広げるなら介護職員初任者研修や実務者研修など、資格を取得する必要があります。

 

社会福祉法人緑平会　特別養護老人ホーム延寿館では、みなさまの資格取得をサポートするのと同時に、一部の資格の有資格者に対しては毎月の基本給に加えて資格手当を支給しています。加えて、昇給額にも反映されるキャリアアップ制度も整えています。

 

「お世話をするのが好き」や「誰かの役に立ちたい」、「親の介護に役立てたい」などの少しでも介護に興味がある方は介護職にチャレンジしましょう。